レ・ミゼラブル | SHIMO図鑑

レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

4月2日、帝国劇場にて。ミュージカル行ってきました。


<配役>
ジャンバルジャン:今井清隆
ジャベール:今 拓哉
エポニーヌ:笹本 玲奈
ファンテーヌ:マルシア
コゼット:河野 由佳
マリウス:藤岡 正明
テナルディエ:佐藤 正宏
テナルディエの妻:森 公美子
アンジョルラス:岸 祐二

 

さて。今回何回目だ?4回目にはなるかな、というレミゼ観劇。
席は1階のT列だったのでちょっと遠かったかな。

 

エポニーヌの「オン マイ オウン」は切なくて泣けてしまう。
毎度のことながら、ガブローシュのバリケードで死ぬシーンも泣けてしまう。
そしてバルジャンが死んでのち、ppからはじまる「民衆の歌」底からわきあがるようなエネルギーを感じて感動する。

 

エポの笹本玲奈さんが期待以上で、とてもよかった。
テナルディエは私的には斉藤晴彦さんが最高なんだけど、さすがワハハ本舗の佐藤さんって感じで道化の雰囲気が出ていた。
テナルディエの妻は、森くみで決定でしょう!体格といい、声といい、イメージ通り。
マルシアはさすがに歌上手いけど、演技もよかった。母親って雰囲気が出ていたと思う。
今井バルジャンは無難な感じかなあ・・・。「美女と野獣」のガストンのイメージが強いのかな。
「ミスサイゴン」で好演していた別所さんのバルジャンをみたいと思う。
コゼットの河野さんは本日初日のせいか、最初あまり声が出てなかったなあ。

演出が昔みたのと若干かわっていて、削れているシーンが幾つかあった。


パンフレットには香盤表が載っていて衝撃的なことを発見。
ジャンバルジャンを導く司祭様と、刑務所でジャンバルジャンを蔑む看守が同じ人だった!
なんかそう思うと笑ってしまうわ・・・。
音声の調子が悪かったのはちょっと残念。

 

余談だけど、数年前に比べ観客の態度が変わってきたように思う。
カーテンコールを何度も要求するのと、スタンディングオーベーション。そこまですごかったかな?といつも首をひねるのです。エピローグにあわせての拍子とりの拍手も宝塚チックでなんか嫌・・。

 

最後に。やっぱりエポニーヌは本田美奈子さんだと思う。
病気の回復と早期舞台復帰をお祈りしています。