東京タワー | SHIMO図鑑

東京タワー



もうほとんど公開終了しちゃってますけど・・・・。
先週みたのに感想書いてなかったので今。


黒木瞳と岡田くんの恋物語かと思ったら、嵐の松本くんと寺島しのぶも出てたのですね。

岡田くんは個人的には好きな顔で、あんな瞳でみつめられて「捨てないで」なんていわれたら、うんうんわかったよぉ、大丈夫だよぉって言ってしまいそうだ。
岡田くんの役は原作のキャラよりもおとなしい。でもそのおとなしさが彼の美しい空気を出してるような気もした。この二人はとても美しい恋人だった。

で、片や松本くんと寺島しのぶの方。なんかこっちは現実っぽい。黒木&岡田が寓話だとしたらこっちは現実的。だってありそうだもん、そこら辺に。でもあたしは、この寺島しのぶの役は好きだ。

「・・・人は赤ちゃんの時だけ傷ついていなくて、後は生きていく限り傷ついていく一方。むしろ傷つくことの方が自然。なのに、女だけが傷つくことを回避しようとする。・・・」

というセリフがありますが、結婚しても恋愛をすることが癒しになるのか、そのほうが生活に充足感を覚えるという声をよく聞く。

「このまま死んじゃうのはいや、でもブレーキ壊れそうでこわいの」
というセリフのあらわれてるのかなあ・・・と思ったり。

半同棲していた経験を踏まえてみると、私は恋が生活になったときに、自分に自信がなくなったような気がする。気を許せるっていうのと、ドキドキ感のバランスが難しいんだろうな・・・。
そんなことを考えながら、東京タワーのみえる場所に突っ走りたくなったのでした。